2011年10月2日日曜日

演出論的覚書:Ⅳ章5節3款:演出と業界

  (3)演出と業界

  ういんどみる、elf、AUGUST、circus、TYPE-MOON、千代田区連合(ちよれん)各社、ぺんしる(pajamas soft、Lillianほか)、minori、Leafといった現在の有名ブランドも、時には演出重視傾向を牽引し、また時には様々な演出技術の認知及び普及に大きく寄与している。ういんどみるはとりわけ立ち絵演出の先駆者として。また、pajamas softは複合的な視覚演出の輝かしい実例として。elfLeafはPCゲームのシステマティックな表現の可能性を拡張し続けてきた挑戦的なブランドとして。そしてage及びminoriは総合的な物語演出の重要な唱導者として。これらは大手ブランドとしての責任を果たしていると言えるだろう。



  【追記コメント】
  本文で挙げたのはすでに十年以上存続しているブランドばかりだが、その他に比較的若いブランド群も様々な演出的方向性に追随しあるいは独自の演出的提案を試みている。本文全体で大きく取り上げていなかったブランドでは、例えばHOOK(デビュー作は2001年。以下同様)、PULLTOP(2002年)、CLOCKUP(2002年)、ALcot(2003年)、MOONSTONE(2003年)、propeller(2004年)、Lump of Sugar(2005年)、Chuablesoft(2005年)、ゆずソフト(2006年)、Whirlpool(2006年)、枕(2006年)、みなとそふと(2007年)、Rosebleu(2009年)、だんでらいおん(2009年)、等々。もっとも、前身となったチームが存在する場合もあるのでブランド単位のみで単純に評価するのは適切ではないし、一定以上の製作体力のある主要なブランドであればどこでもなんらかの表現を新たに試みているものだろうが。
  light、Leaf、ROOT(ORBIT)、Frontwing、キャラメルBOX、Abel software、circus、ALL-TiME、Clochette、ninetail、xuseあたりについてはきちんと書いておくべきなのかも。どれも十分に(あるいは、ろくに)プレイしていないので暫定的な展望すら建てられないが。


  本文がちょっぴり嫌味を混ぜ込んだ記述であることに読者は気付くだろう。

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